Gatsbyサイトにフィードバックウィジェットを追加する
2021-01-02
Hotjar Feedback Widget in GatsbyJS
フィードバックウィジェットを追加しました
今回はコードを書いていません。ノーコードです。
Gatsbyの公式ページを見ていたらHotjarが紹介されていました。
Hotjarとは、サイト訪問者のページ内の動きを、動画やヒートマップで確認できるサイト分析ツールです。アクセス解析にはGoogle Analyticsを利用しているので興味はないですが、フィードバックウィジェットが面白そうだったので、導入することにしました。
最終的にはこんな感じになります。
5段階評価とメッセージ、該当箇所のスクリーンショットが受け取れるようになります。
フィードバックをもらうと設定したサンクスメッセージが表示されます。
Hotjarにサインアップする
Hotjarのアカウントを作ります。今回はグーグルアカウントで登録しました。
自分の情報を入力します。
入力が完了するとサイト埋め込み用のコードが表示されます。
必要なのは5行目のh._hjSettings={hjid:1234567,hjsv:6};
のhjid
とhjsv
です。
まだVerify Installation
は押さずに、いったんこの画面でストップします。
プラグインを設定する
プラグインgatsby-plugin-hotjarをインストールします。
yarn add gatsby-plugin-hotjar
gatsby-config.plugins.js
{
resolve: `gatsby-plugin-hotjar`,
options: {
includeInDevelopment: true,
id: 1234567,
sv: 6,
},
},
id
には上で取得したhjidを、sv
はhjsvを設定します。
プラグインを設定したら通常通りビルドしてデプロイします。
この時点でWappalyzerを見るとHotjarが追加されてることが確認できます。
デプロイできたらHotjarのページに戻りVerify Installation
をクリックします。
HotjarのVerifyが成功しました。有料のビジネスプランのフリートライアルでスタートします。
とりあえず無料で使いたいのでプランを変更します。Settings→Plans & Billingにすすみます。
Basicプランに変更してUpdate Plansをクリックします。
無事、無料プランに変更できました。
フィードバックウィジェットを設定する
ダッシュボードに戻ってCreate Feedback Widgetに進みます。
ウィジェットの言語と外観と表示位置を設定します。プレビューが表示されるので、確認しながら調整します。
続いてInvitation message
とEmotion
とThank you message
でそれぞれのメッセージを設定します。デフォルトは英語になっているので日本語に書き換えます。フィードバックを送信したときのスクリーンショットも取得したいのでAutomatically include a screenshot with the user's feedback.
はオンにします。
次にフィードバックウィジェットを表示するターゲットを設定します。すべての端末とすべてのページ、すべてのユーザーに表示するように設定しました。
フィードバックをもらったときにSlackやメールで通知するか設定します。
すべての設定が完了したのでウィジェットをActive
に設定してStart Incoming Feedbackを押して完了します。
以上で設定は完了です。
動作を確認する
これで自分のサイトにアクセスするとフィードバックウィジェットが追加されています。動作を確認します。
フィードバックを受け取るとほぼリアルタイムでHotjarのダッシュボードに追加されます。
フィードバックメッセージやスクリーンショットと、OSやブラウザなどと一緒に確認ができます。
以上です。
コードを書かずに簡単にフィードバックシステムが実装できました。